- 令和6年能登半島地震により、多数の圃場で用水路や圃場の損壊が発生しています。本資料ではプラウ耕・鎮圧を特徴とするNARO方式乾田直播を用いて、代掻き時期までに入水できない場合(その後入水が見込まれる場合)の水稲栽培方法(技術)を紹介します。
- 圃場耕盤の損傷に対し、圃場鎮圧作業により圃場表層に不透層(下層へ水を通さない層)を形成することで、代掻きを行わずに圃場に水を貯めることが可能です。
- 圃場鎮圧作業についてケンブリッジローラ(参考価格 スガノ農機 けん引式3m 110万円)等を利用することで鎮圧効果が高まります。
- 耕起、砕土・整地はロータリ、播種はロータリシーダ等も利用できますが、乾田期の雑草防除にブームスプレーヤ等が必要です。
- 入水後管理は基本的に移植栽培と同じとなります(参照URLを参照)。

図1 NARO方式乾田直播栽培の作業の流れ
(参考URL)
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