農研機構では、令和2年7月の梅雨前線に伴う九州地方豪雨災害に係る農研機構防災会議を7月7日農村工学研究部門緊急防災対策室において開催しました。
7月4日未明から続く大雨による熊本県球磨川の氾濫をはじめ、九州を中心に広範な農地・農業への被害が想定されています。今後、明らかとなる被害に機動的に対処するため、農村工学研究部門や九州沖縄農業研究センターによる専門家チームの編成や支援体制を確認しました。関係自治体・機関から災害対策支援の要請がなされた場合には、迅速に専門家チームを現地に派遣します。あわせて今後も関係機関と密接に連携し、現場からの要請に応じるとともに、営農再開に向けたプッシュ型の技術支援や情報発信を積極的に取り組んでいくことを確認しました。