第16回有機化学物質研究会
土壌消毒技術の現状と今後
-「みどりの食料システム戦略」KPI2030 目標達成に向けて-
開催趣旨
2021年5月に、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するために「みどりの食料システム戦略」が策定され、化学農薬使用量(リスク換算)を2030年までに10%低減、2050年までに50%低減という目標が掲げられました。目標達成には、農薬使用の効率化や代替技術の開発が求められています。今回は土壌消毒に焦点を当て、問題点や改善点等を整理・議論し、化学農薬使用量低減への貢献を目指した技術の開発と普及を進めることを目的とします。
開催日時
2024年1月11日(木曜日) 13時30分~17時30分
開催場所
つくば国際会議場(エポカルつくば、 つくば市竹園2-20-3 ) 中ホール200
主催
農研機構 農業環境研究部門
参集範囲
国立研究開発法人、公設試験研究機関、大学、行政部局、民間企業など
参加費
無料
プログラム
13:30-13:40 | 開会挨拶 | 山本勝利(農研機構 農環研) |
13:40-14:00 | みどりの食料システム戦略における化学農薬低減 | 楠川雅史(農林水産省消費・安全局) |
14:00-14:20 | 我が国における土壌くん蒸剤クロルピクリン使用の現状と安全使用啓発について | 新美達生(クロルピクリン工業会) |
14:20-14:50 | 土壌病害診断AI アプリ「HeSo+(ヘソプラス)」の開発 | 吉田重信(農研機構 植物防疫部門) |
14:50-15:20 | 低濃度エタノールによる土壌還元消毒 | 堀田光生(農研機構 農業環境研究部門) |
15:20-15:40 | 休憩 | |
15:40-16:10 | 合衆国における土壌消毒技術(Commercial Fumigation Issues in U.S.) | Steve Godbehere(TriEst Ag Group, Inc.) |
16:10-16:40 | 今後求められる土壌消毒に関連した技術 | 小原裕三(農研機構 農業環境研究部門) |
16:40-17:10 | 農薬のリスク換算とは何か?水生生物に対する生態リスクの事例 | 永井孝志(農研機構 農業環境研究部門) |
17:10-17:30 | 総合討論 | |
17:30 | 閉会 |
参加方法
参加申込は締め切りました。
その他
講演要旨をアップロードいたしました(1月9日)。本ページ下部の「ファイルダウンロード」フィールド内の「研究会資料」からダウンロードできます。(追記:1月9日13時:資料ファイル差し替え)
研究会終了後18時30分より、つくばセンター付近にて情報交換会(参加費お一人様5000円程度)を予定しています。情報交換会に参加される方は、研究会の参加登録時に情報交換会へについても参加登録をお願いします。参加登録された方には、後日メールにて情報交換会の詳細をお知らせいたします。
開催事務局・問い合わせ先
農研機構 農業環境研究部門 化学物質リスク研究領域 有機化学物質グループ 清家伸康
E-mail: seike@affrc.go.jp
電話:029-838-8329