九州沖縄農業研究センター

所長室から

研究チーム長の抱負

イチゴ周年生産研究チーム長 沖村 誠(久留米研究拠点)

沖村 誠イチゴ周年生産研究チームでは、生産者の高齢化や新規就農者不足等の課題に対応し、イチゴ産業の維持・発展に貢献できるよう、多様な研究勢力や生産現場との連携を強化しつつ、イチゴの周年高品質生産技術の開発を目指して努力していきます。

機能性利用研究チーム長 吉元 誠(合志研究拠点)

吉元 誠機能性利用研究チームは、いも類、豆類、雑穀類、工芸作物等が含む多糖類、アントシアニン、プロアントシアニジン、ポリフェノール類等の機能性について、品種育成から加工、利用まで一貫して研究しています。これらの研究を通して、「安全・安心な」だけでなく、「健康の維持・増進」に貢献できる畑作物を提供します。

九州バイオマス利用研究チーム長 薬師堂謙一(都城研究拠点)

薬師堂謙一南九州地域は畑作、畜産、食品加工業とも盛んな地域であり、多様で膨大なバイオマス生産量があります。当チームでは、バイオマスのゼロエミッション型カスケード利用を基本に、(1)機能性物質の抽出利用から、(2)資材化、(3)飼料化、(4)資源作物の栽培、(5)収穫調製等の機械化作業、(6)家畜排せつ物や食品加工残さ等の堆肥化処理利用、(7)エネルギー化までの技術開発を行い、行政機関とも連携してバイオマスの利用拡大を図っていきます。

稲育種ユニット長 坂井 真(Makoto SAKAI)(筑後研究拠点)

坂井 真「品種育成」は育種研究の成果を直接現場に届ける最前線の仕事であり、当研究所がこれを3つのパワーのひとつにしていることを心強く思います。稲育種ユニットは「直播による低コスト化」をキーテクに、主食用、加工用、飼料用のニーズに応えて現場に役立つ品種育成を目指します。