九州沖縄農業研究センター

所長室から

第2回若手研究職員との意見交換会

4月26日、若手研究職員との意見交換会が開催されました。この会は山川所長と若手研究職員(採用後5年以内)が意見交換を行う場として昨年から始まり、今年は16名の若手研究職員が出席しました。
まず、先輩研究者による講演として、石黒浩二主任研究官による「サツマイモの茎葉利用-品種育成~製品開発-」と題する自己の研究体験に基づく講演と、岩波徹室長による「研究のとりかかり、推進、とりまとめ」と題する研究の進め方についての講演が行われました。
引き続き、若手研究職員の自己紹介が行われ、担当する研究課題や研究実施上の問題点、今後の抱負、所への意見などが出されました。若手研究職員同士や所長との意見交換では、競争的資金への応募に関すること、プレゼンテーションの重要性について、隔地研究室における各種情報・予算管理などについて活発な討論が行われました。意見交換会は若いエネルギーに溢れ、予定していた時間をやや超過して閉幕いたしました。
また、27日には、任期付き研究員4名との意見交換も行われました。

wakate

第2回九州東海大学との学術研究交流協議会の開催

kouryu2昨年4月に締結した「学術研究交流計画に関する基本協定書」にもとづき平成17年6月に九州東海大学阿蘇校舎で学術研究交流協議会が開催されました。
九州沖縄農業研究センターからは所長以下18名、九州東海大学からは鳥潟農学研究科委員長以下13名が参加しました。
九州東海大学の3名の先生方の研究紹介が行われました。まず、荒木先生より「ストレス誘導タンパク質のプロテオーム解析」、次に村田先生より「カンショのセンチュウ抵抗性関連マーカーの探索」、最後に河村先生より「溶菌酵素リゾチームの構造と機能およびその応用に関する研究」と題する研究紹介が行われました。九州沖縄農業研究センターと関連の深い研究内容であったため、それぞれの研究内容について活発な質疑応答がなされました。
その後、施設見学に移り、バイオテクノロジーセンターや総合農学実習場等の各施設を案内していただきました。
次回の協議会は九州沖縄農業研究センターで開催する予定です。