当グループでは、九州での栽培に適した小麦および大麦品種の育成を行っています。これまでに、小麦ではパンの加工適性が優れる「はる風ふわり」、「さちかおり」を、大麦では多収の「はるか二条」、もち性の「くすもち二条」などを育成してきました。近年は温暖化や極端な気象現象により赤かび病などの病害や穂発芽(※)の発生リスクが高くなっていることから、主要な病害に対する抵抗性や穂発芽耐性のさらなる強化に取り組んでいます。
※収穫前の圃場で穀粒が雨で濡れて穂に着いている状態で発芽してしまう現象です。穂発芽した穀粒はデンプンやタンパク質が分解されているため加工適性が低下します。

および大麦(右)の穂の様子
