沖縄県は、国内唯一の亜熱帯気候に属する地域で、農業分野においても本土とは異なる様々な問題を抱えています。カンショでは、適応する品種が本土とは異なることや、本土には居ない特殊病害虫(ゾウムシ類)が分布しているなどの問題があります。またサトウキビでは、気候変動の影響による生育・収量の不安定化や労働力不足などが問題となっています。そこで、本グループではそれらに対応するための品種開発や技術開発を行っています。それに加えて、開発した品種の県内への普及にも力を入れており、カンショでは新たなバリューチェーンの形成やイベント活動など、研究開発だけでなく多岐に渡る活動を展開しています。
沖縄畑作物育種グループでは、具体的に以下の研究に取り組んでいます。
- 沖縄向けサツマイモ基腐病抵抗性品種の育成
- 生産から流通・販売までを繋ぐ、新たな青果用カンショのバリューチェーン形成
- 気象データを活用したサトウキビの生育・収量予測モデル開発と育種への応用
これらの技術開発を通じて、沖縄県を含む南西諸島における畑作物の生産性向上や地域経済の活性化に貢献します。


推移の予測(2024年の事例)
メンバー
- 岡田 吉弘 (おかだ よしひろ) (グループ長)
- 服部 太一朗 (はっとり たいいちろう)