九州沖縄農業研究センター

病害・品質グループ

病害・品質グループでは、温暖地域の畑作物を対象に、病害管理および収穫後の品質管理に重点を置いた技術の開発を行っています。グループでは安定的な農業生産の実現を目指し、サツマイモ基腐病やサツマイモ茎根腐細菌病をはじめとする重要病害に対する実効性の高い防除技術の研究開発に取り組んでいます。さらに、近年急速に拡大しているカンショ輸出を見据え、付加価値向上と国際競争力強化を目的として、貯蔵・流通・加工技術の高度化を推進しています。
具体的には、以下の研究テーマに取り組んでいます。

  • カンショ腐敗原因菌の発生生態の解明
  • 土壌還元消毒等によるカンショ土壌病害対策技術の確立
  • 麦類や飼料作物における病害防除技術の開発
  • メタボロミクスによるカンショ代謝成分の解析
  • カンショ輸送中の腐敗防止技術の開発
  • カンショの貯蔵・加工における高品質安定化技術の開発

都城研究拠点や関係機関と連携し、これらの技術開発を総合的に進めることで、暖地畑作物の安定生産と輸出拡大に貢献していきます。

土壌還元消毒の有効性検証
麦類赤かび病の外観
輸送中に発生したカンショの腐敗
NMRによるメタボローム解析
※高度分析研究センター(つくば市)のNMR装置を利用

メンバー