農研機構 農業環境変動研究センターの技術マニュアル (2016年4月以降)
ドローンを用いたほ場計測マニュアル (不陸(凹凸)編)
(2018年3月 農業環境変動研究センター)市販のドローンを用いてほ場内の不陸(凹凸)を計測する作業手順を解説しています。
低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒技術 実施マニュアル(第1.1版)
(2018年3月 農業環境変動研究センター)水で1%程度に薄めた低濃度エタノールをかん水処理、農業用ポリフィルムで覆って1週間以上放置します。簡便で安全な土壌還元消毒技術の手順や注意点を解説。
関連:低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒技術 技術資料 (2012年8月 農業環境技術研究所)
複数農薬の累積的生態リスク評価ツール NIAES-CERAP
(2018年3月 農研機構 農業環境変動研究センター)既存の複合影響予測モデルを組み合わせて多数の農薬の複合影響を計算できる新たなリスク評価ツール NIAES-CERAP (Cumulative Ecological Risk Assessment of Pesticides) を解説。
関連:農薬の生態リスク評価のための種の感受性分布解析 (2016年3月 農業環境技術研究所)
研究成果のオープン化取り組みの手引き
(2018年3月 農業環境変動研究センター)研究者が著作権を適切に行使し、研究の成果やデータをオープンデータとして公開する(オープン化する)ための指針をまとめました。
Handbook of Monitoring, Reporting, and Verification for a Greenhouse Gas Mitigation Project with Water Management in Irrigated Rice Paddies
(2018年2月 農研機構 農業環境変動研究センター)潅漑水田の水管理による温室効果ガス緩和事業のためのMRVハンドブック(英文)。
水田水管理を対象としたMRV(算定・報告・検証)方法論の開発に必要な基礎的情報を提供します。メッシュ農業気象データ利用マニュアル(2017年版)
(2017年10月 農研機構 農業環境変動研究センター)農研機構が提供する全国1kmメッシュ農業気象データを利用するための知識と利用方法を説明。
土壌中クロピラリドのトマト、サヤエンドウ、スイートピーの初期生育に及ぼす影響・データ集
(2017年11月 農研機構 農業環境変動研究センター)トマト、サヤエンドウ、スイートピーの初期生育時におけるクロピラリドの影響を画像を中心に示しました。栽培初期にクロピラリドによる生育障害であるか否かを判断する際の参考として使用できます。
牛ふん堆肥中クロピラリドの高感度分析法(参考法)
(2017年11月 農研機構 農業環境変動研究センター)本分析法の定量下限値は2 μg/kg乾物(-DW)であり、従来法(「飼料及び堆肥に残留する除草剤の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル」あるいは「肥料等試験法(2016)」掲載の分析法)よりも高感度の分析が可能です。
前身研究所(農業環境技術研究所)の技術マニュアル (2016年3月まで)
水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル(改訂版)
(2012年8月 農業環境技術研究所)水田からのメタン発生を抑制するための水管理のポイントと留意事項を取りまとめました。本マニュアルが推奨する中干しの延長は多少の収量減の可能性があり、米のカドミウム吸収抑制対策に相反する関係にもあるため、地域の実情を踏まえてご利用ください。
低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒技術 技術資料
(2012年8月 農業環境技術研究所)低濃度エタノールによる土壌還元消毒の作用原理や対象作物と病害虫・雑草、実践事例などを解説・紹介します。土壌還元消毒に用いる低濃度アルコール資材は農薬には該当しません。
実施マニュアル(第1.1版) が2018年3月に公開されました。コシヒカリ環1号の判別マーカーによるハイスループットなDNAマーカー選抜実験プロトコール
(2015年3月 農業環境技術研究所)カドミウムを吸収しないイネ品種「コシヒカリ環1号」のカドミウム吸収抑制遺伝子(OsNRAMP5の一塩基欠損型)を様々な品種に導入して新たな低カドミウム水稲品種を効率的に作出するためのDNAマーカー利用法を解説しています。
農業に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル I 調査法・評価法
(2012年3月 農業環境技術研究所)農耕地における生物多様性を代表する指標生物を選びました。環境保全型農業の取り組みの効果を科学的に評価するための客観的な調査法・評価法を解説しています。
農業に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル II 資料
(2012年3月 農業環境技術研究所)指標生物で環境保全型農業の効果を判定する利点と評価結果の活用法、指標として選ばれた生物の特徴や食性、分布などを解説しています。
HPLC-ICPMSによる米(玄米・精米)中ヒ素化合物の形態別分析の標準作業手順書(SOP)
(2016年8月 農業環境技術研究所)米に含まれるヒ素化合物のうちの亜ヒ酸、ヒ酸、メチルアルソン酸(MAA)、ジメチルアルシン酸(DMAA)を、HPLC-ICPMS(高速液体クロマトグラフィ-誘導結合プラズマ質量分析計)を用いて定量するための標準作業手順書(SOP)です。
農作物の重金属(カドミウム、ヒ素)簡易分析マニュアル
(2011年3月 農業環境技術研究所)(1)米および各種畑作物中のカドミウムをイムノクロマトアッセイ法によって簡易に分析する方法、(2)米、麦、大豆中のカドミウムおよび米中のヒ素をボルタンメトリー装置によって簡易に分析する方法を、それぞれ解説しています。
農作物中のカドミウム低減対策技術集
(2011年3月 農業環境技術研究所)(1)土壌中のカドミウムを除去し、農作物の生産環境におけるカドミウム濃度を低減する技術(化学洗浄、カドミウム高吸収イネによる浄化)と、(2)生産段階における可食部への土壌中カドミウムの移行を抑制する技術(低カドミウムイネ品種の開発、畑作物での対策など)を解説しています。
PCR-DGGEによる土壌細菌・糸状菌相解析法 (ver.3.3)
(2010年6月 農業環境技術研究所)農耕地土壌中の微生物(細菌・糸状菌)相の解析について、土壌試料の調整法からDNA分析(PCR-DGGE;変性剤濃度勾配ゲル電気泳動)までの手順、DGGEパターンの相互比較のためのDGGEマーカーなどを解説しています。
PCR-DGGEによる土壌線虫相解析法 (ver.2.0)
(2008年1月 農業環境技術研究所)農耕地土壌中の線虫相を解析するための、土壌試料の調整法、DNA分析(PCR-DGGE;変性剤濃度勾配ゲル電気泳動)の手順、DGGEパターンの相互比較のためのDGGEマーカーなどを解説しています。
河川付着藻類を用いた農薬の毒性試験マニュアル
(2014年2月 農業環境技術研究所)河川の生態系中の一次生産者として重要な付着藻類を対象として、農薬のリスクを評価するための毒性試験の方法を解説しています。単なる毒性試験のマニュアルにとどめるのではなく、種の感受性分布の活用に至る流れを包括的に記載しました。
農薬の生態リスク評価のための種の感受性分布解析
(2016年3月 農業環境技術研究所)日本国内での農薬の水生生物へのリスク評価に種の感受性分布(SSD)を導入するための基本的知識、実際の解析方法、活用方法をまとめました。
コガタシマトビケラ1齢幼虫を用いた農薬の急性毒性試験法マニュアル
(2008年3月 農業環境技術研究所)日本の河川生態系を代表する水生生物としてコガタシマトビケラを選定し、1齢幼虫を用いた農薬の急性毒性試験法を開発しました。水生昆虫を対象とする農薬の生態影響の評価に利用できます。
コガタシマトビケラの飼育法マニュアル
(2008年3月 農業環境技術研究所)日本の河川生態系において重要な位置を占める水生生物の中から、その生態学的位置付け、全国的な分布、食性、生活史の長さなどを考慮して、流水性の水生昆虫であるコガタシマトビケラを試験生物種の候補として選択し、室内累代飼育法を開発しました。
次世代土壌病害診断(ヘソディム)マニュアル
(2013年2月 農業環境技術研究所)一斉防除に代わる「土壌の病害の発生ポテンシャル」評価に基づく土壌病害管理手法(ヘソディム)を解説。土壌病害への適用事例:トマト青枯病、ショウガ根茎腐敗病、レタス根腐病、ダイズ茎疫病、アブラナ科野菜根こぶ病、ブロッコリー根こぶ病、キャベツ根こぶ病
土壌消毒剤低減のためのヘソディム(指導者向けマニュアル)
(2016年2月 農業環境技術研究所)ヘソディムは、畑の健康診断を基に予防的に対処しようとする土壌病害管理手法です。新たな適用事例(ショウガ根茎腐敗病、キャベツバーティシリウム萎凋病、ネギ黒腐菌核病、ハクサイ黄化病、レタスビッグベイン病、レタス菌核病、イチゴ炭疽病、イチゴ萎黄病、ジャガイモそうか病)を紹介しています
土壌消毒剤低減のためのヘソディム(診断のための技術情報)
(2016年2月 農業環境技術研究所)土壌診断のための実用的手法:(1)菌媒介ウイルスの高度検出・定量法、(2)DRC診断のための実用的手法、(3)より低コストなPCR-DGGE解析手法 を解説しています。
ナス科作物の土壌病害に対する Bacillus 属等微生物の効果的活用マニュアル
(2014年2月 農業環境技術研究所)トマト青枯病、ナス青枯病、トマト萎凋病、トマト根腐萎凋病に対する微生物農薬として有望な微生物について、処理法と効果の実例を紹介しています。
水環境保全のための農業環境モニタリングマニュアル改訂版
(2006年3月 農業環境技術研究所)水環境保全対策の実施とその効果を評価するために行われる,流域における環境負荷評価や水質成分の分析など水環境モニタリングの手法をまとめました。