生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和2年度 スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの栽培を実施
(「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」に基づいた情報提供です。)

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、令和2年6月24日(水曜日)に、今年度のスギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの第一種使用等(※)による栽培に関する説明会を開催し、栽培計画を説明いたしました。

今回、下記のとおり農研機構内の隔離ほ場において、これらの遺伝子組換えイネの栽培を開始いたしますのでお知らせします。栽培の詳細につきましては、6月5日(金曜日)に公表した栽培実験計画書をご覧ください。

田植えやそれ以降の遺伝子組換えイネの生育の様子は、下記のウェブページにてご覧いただけます。

なお、農研機構では現在、新型コロナウイルス感染症対策の観点から見学申し込みを休止しております。みなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

※ 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

○栽培場所

農研機構 観音台第1事業場 高機能隔離圃場 (茨城県つくば市観音台3-1-1)
農研機構 観音台第2事業場 隔離ほ場 (茨城県つくば市観音台2-1-2)
農研機構 観音台第3事業場 組換え植物隔離ほ場 (茨城県つくば市観音台3-1-3)

○田植え(水田への移植)

実施日時:
令和2年7月7日(火曜日)観音台第1事業場 高機能隔離圃場
7月8日(水曜日)観音台第2事業場 隔離ほ場
7月9日(木曜日)観音台第3事業場 組換え植物隔離ほ場

※ ただし、苗の生育状況や悪天候などにより実施日時を変更する等の場合があります。その際には農研機構ウェブページでお知らせします。

○栽培実験計画書及び遺伝子組換えイネの生育の様子を掲載するウェブページURL

以上

問い合わせ先など

農研機構 生物機能利用研究部門
広報担当者 : 研究推進部 研究推進室
電話:029-838-6005 E-mail: nias-kumikae@ml.affrc.go.jp
農研機構ウェブページ : http://www.naro.affrc.go.jp/