農村工学分野「農村地域の強靭化および農業生産性向上のための水管理研究」

1.海外評価者による研究レビュー

農研機構の農村工学研究分野は、農村地域の強靭化、農業生産力向上のための基盤整備と水管理技術の高度化、地域資源の効率的な管理・利用技術について研究開発を実施しています。
海外評価者による研究レビューでは、農村地域の強靭化及び農業生産性向上のための農村防災、かんがい排水、基盤整備及び地域資源に係る水管理研究を対象として、研究の質の向上と海外への技術展開に向けた効果的な連携や道筋を見出すことを目的に、現在実施している研究と今後の展開方向について、関係分野の海外有識者による評価及び助言を受けるため、海外評価者による研究レビューを行いました。

2.開催日時

平成30年10月25日(木曜日) 10時00分～16時20分

3.開催場所

農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

4.評価者

• Prof. Bart Schultz
  IHE Delft(オランダ)
• Dr. Vazken Andréassian
  IRSTEA(フランス)
• Prof. Ming-Daw SU
  NTU(台湾)

5.評価方法

第3及び4期中長期目標期間(平成23年度～平成32年度)を対象に、得られた研究成果の質、社会実装の可能性及び今後の研究方向の妥当性について、国際的な観点から評価を実施しました。
評価ランクは、S:質が非常に高く、修正の必要がない、A:質が高く、修正必要箇所はごく一部、B:一定の質は確保されており、修正必要箇所はごく一部、C:一定の質は確保されているが、大幅な修正が必要、D:質が悪く、計画を再度作成し直す必要ありの5段階に区分し、構成要素の7つの研究課題について評定とコメントや提案を頂きました。また、テーマ全体についてもコメントと提案を頂きました。

6.課題一覧

7.評価結果及び指摘に対する回答

3人の評価者による評価結果及び指摘事項等に対する回答 【PDF:485KB】