品種詳細

まきみずほ

まきみずほ

ヒノヒカリより早く刈れる暖地向きの早生のWCS/飼料米兼用品種

普通期栽培で黄熟期に達するのは9月下旬で、食用品種のヒノヒカリより前に収穫できます。また、晩植でも比較的多収で九州で作付けの多いイグサやタバコ跡作栽培にも適します。

主要特性

まきみずほ

  • 出穂期は暖地の普通期栽培では日本晴・ホシアオバに近い早生種です。

  • ホールクロップの収量性は日本晴より約30%多収です。また、晩植(7月下旬植え)でも黄熟期に到達し、比較的収量が確保出来るという特長があります。

  • 耐倒伏性が強く、直播栽培にも適しています。

  • 脱粒性は「難」で、ホールクロップのTDNは他のサイレージ用品種と同程度です。大粒で飼料米にも使えます。

  • 栽培のポイント「生育量を確保するため多肥栽培が適します。種子が大粒なので播種量は多めにして下さい。いもち病には抵抗性ですが、病原菌のレースによって抵抗性が大きく変化する恐れがあります。」

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
23742
(2009年5月13日)
2009年9月24日 201175
(2011年10月 5日)
25年
(満了日:2036年10月 5日)
交配組み合わせ 旧系統名
中国146号(ホシアオバ)/北陸168号(クサユタカ) 西海飼261号