品種詳細

さよむらさき

sayo1

栽培しやすく着色の良い紫黒米もち品種

暖地、温暖地に適した中生の紫黒米もちです。倒伏に強く栽培しやすいのが特長です。東北向きの早生品種を比べると、暖地での栽培では雀害を受けにくく着色も良い特長があります。

主要特性

  • sayo2「ハクトモチ」「ヒノヒカリ」に近い熟期で、暖地では中生の熟期になります。
  • 短稈で倒伏に強く、脱粒性(モミが穂から 自然にこぼれ落ちる性質)もないので、普通の食用品種と同じように栽培できます。
  • 玄米はやや細長く、収量性は「ハクトモチ」の70%程度とあまり高くありませんが、紫黒米としては標準的な収量です。
  • 早生品種に比べると、登熟気温が低い条件で実った場合は、着色が良くなります。
  • 品種名の由来は夜(小夜;さよ)のように黒い紫黒米の意味です。sayo3
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
24884
(2010年5月21日)
2010年8月25日 21385
(2012年2月 2日)
25年
(満了日:2037年2月 2日)
交配組み合わせ 旧系統名
東北糯149号/ハクトモチ 西海糯225号