品種詳細
おいCベリー
「おいCベリー」は、ビタミンCが市販品種の中で最も多い「さちのか」の1.3培、「とよのか」の約1.6倍含まれ、高い抗酸化活性を有しした促成栽培用品種です。果実は「とよのか」より大きく、濃赤色で光沢があり、糖度が高く、食味も良好で、日持ち性も優れています。 早晩性は「とよのか」並で、普通促成栽培では「とよのか」より収量性に優れます。
主要特性
- ビタミンC含量が、収穫期を通じて安定して高く、平均的な大きさの果実約7粒で1日分のビタミンCが摂取できます。また、「とよのか」対比で40%程度高い抗酸化活性を有しており、高い健康機能性を持つ品種です。
- 果実は円錐~卵円形、果皮色は赤~濃赤色、果肉色は鮮赤色で光沢があります。「さちのか」並に硬く、日持ち性に優れます。糖度は高く、食味が優れます。
- 草姿はやや立性で草勢が強く、冬季の草勢管理が容易です。また、果房伸長性が優れるため、着色を良くするための作業が省力化できます。
- 早晩性は「とよのか」並で、普通促成栽培では「とよのか」より収量性に優れます。
- うどんこ病には中程度の抵抗性を有しますが、萎黄病及び炭疽病に対しての抵抗性はありません。
「おいCベリー」の促成栽培における果実品質と機能性 |
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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24900 (2010年5月27日) |
2010年8月12日 | 22113 (2012年12月28日) |
25年 (満了日:2037年12月28日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
9505-05 × さちのか | 久留米60号 |