品種詳細

夏のしずく

四季成り性イチゴ品種で、端境期である夏秋期に収穫できる。寒冷地の夏秋どり栽培において収量が多い。輸送性や日持ち性に関わる果実硬度が高く、また、糖度、酸度ともに高くケーキ等の業務需要に適する。

主要特性

  1. 四季成り性であり、日本におけるイチゴの端境期である6~11月前後に収穫できる。
  2. 収量は多く、寒冷地や高冷地における夏秋どり栽培では3t/10aの商品果収量が見込める。
  3. 草姿は立性で、草勢は強い。ランナーの発生本数は多く、増殖は容易。
  4. 果実は円錐~長円錐形で、輸送性や日持ち性に関わる果実硬度は高く、また、糖度、酸度ともに高く爽やかな食味で、ケーキ等の業務需要に適する。
  5. 各種病虫害に対して特に強い抵抗性はもたないため、適切な防除が必要である。

栽培適地

北海道や東北、関東・中部地方などの寒冷地・高冷地

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
35039
(2020年11月 5日)
2021年3月 4日

交配組み合わせ 旧系統名
「みやざきなつはるか」/「06sAB-4e」(「なつあかり」/「盛岡30号」) 盛岡37号