令和6年能登半島地震における農業被害の 復旧・復興からの参考技術情報

安価かつ簡便に遠隔地のハウスの監視ができる「通い農業支援システム」

  • 令和6年能登半島地震により、ハウス等の園芸施設から離れたところに二次避難している場合など、生産者はハウスの温度等について頻繁に足を運び確認できない状況にあります。本資料では、安価なIoT機器を用い、安価で簡便に遠隔地のハウスの監視を行うことのできる技術を紹介します。
  • 無線通信機能付きマイコンとセンサ、Wi-Fiルータをハウス内に設置し、避難先等に設置した小型パソコン(Raspberry Pi)で配布プログラムを実行することで、必要なタイミングで温度等の情報をスマートフォンに通知することができます。
  • 施設内に100V電源が必要ですが、ハウス1棟あたり約2.5万円で設置が可能です。
図1 遠隔監視のイメージ
表1 コスト試算の例

参考文献

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