のイタリアンライグラス
大家畜(肉用牛および酪農経営)では飼料費が生産費の約4~5割を占め、収益向上には飼料費の削減が不可欠です。国産粗飼料は輸入粗飼料に比べて価格面で優位であり、良質な国産粗飼料を安定供給することにより、飼料費の低減が期待されます。最近、温暖化の進行に伴い、暖地では播種期・収穫期が従来の時期から変化しており、既存の作付け体系では安定的な飼料生産が難しくなりつつあります。このため、国産飼料基盤に立脚した生産への転換を進めるべく、飼料作物育種・栽培グループでは、以下の研究課題に取り組みます。
- 温暖化に対応した作付け計画作成を支援するシステムの開発
- 多収性・耐病性を備え、粗飼料を低コストで生産可能な暖地向け品種(イタリアンライグラス、ソルガム等)の開発
これらの研究を通じて、粗飼料生産の安定化と生産費の削減、労力軽減、粗飼料自給率の向上を図り、現場で実践可能な技術として確立することを目指しています。これらの取り組みにより、大家畜経営のさらなる収益向上と持続的発展に貢献します。
メンバー
- 高井 智之 (たかい ともゆき)(グループ長)
- 後藤 慎吉(ごとう しんきち)
- 霍田 真一(つるた しんいち)
- 池田 堅太郎(いけだ けんたろう)
- 林 征幸(はやし まさゆき)
- 加藤 直樹 (かとう なおき)
- 森 欣順 (もり よしなお)
- 福永 優太(ふくなが ゆうた)