九州沖縄農業研究センター

スマート水田輪作グループ

暖地水田輪作体系での土地利用率と生産性を向上させるために、子実用トウモロコシの導入による水田輪作技術の高度化、さらに子実用トウモロコシの残渣(有機物)のすき込みにより後作の減収を回避する有機物利用技術の開発を進めます。
そこで、スマート水田輪作グループでは、

  • 水田輪作体系での子実収量800kg/10aを達成できる子実用トウモロコシ安定生産技術の開発
  • 高精度ドローンによる水田輪作体系での子実用トウモロコシ害虫の早期診断技術の開発
  • 水田輪作体系での農地の耕しやすさを診断する土壌の易耕性診断システムの開発
  • ディスク式アップカットロータリ浅耕播種技術、畝立て直播機等の次世代播種技術開発

等に取り組みます。
これらの技術開発により、子実用トウモロコシを導入した大規模水田輪作体系を確立し、水田をフル活用する技術により経営体の収益向上に貢献します。

スマート水田輪作グループでは、九州北部2年4作(稲・麦・大豆・麦)へ子実用トウモロコシを導入した新しい輪作体系技術を開発します。また、スマート農機やドローン、地上センサーからのデータもフル活用します。

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