品質センシンググループは、光を用いた非破壊分析手法の開発とその現場応用に取り組んでいます。近赤外分光法、蛍光指紋、ラマン分光法、分光イメージングなど多様な分光技術とケモメトリックスを融合し、青果物や食品の品質を「切らずに測る」技術の確立を目指しています。近年は分析型官能評価と連携し、ヒトが感じる食味・食感を分光データから客観的に推定する研究にも取り組み、青果物の「おいしさ」を予測する装置を試作しました。さらに、収穫後の追熟や貯蔵中の内部褐変など、将来生じる品質変化を出荷前のスペクトル情報から先読みする「品質の未来予測」技術の開発を進めています。これまでに樹脂の判別装置やトマトのリコペン迅速定量装置など、民間企業との連携による計測技術の実用化を実現しています。メタボローム解析との連携により推定原理の科学的解明にも注力するとともに、近赤外講習会の開催や自作データ解析プログラムの配布を通じた技術普及活動にも継続的に取り組んでいます。
メンバー
- 蔦 瑞樹 (つた みずき) (グループ長)
- 伊藤 秀和 (いとう ひでかず)
- 源川 拓磨 (げんかわ たくま)
- 李 心悦 (り しんゆえ)
- 瀬角 美穂 (せすみ みほ)
- 島﨑 美萌 (しまさき みも)