食中毒や食品の腐敗の多くは、有害な微生物の増殖によって引き起こされます。安全で高品質な食品の供給を実現するためには、食中毒菌等の有害細菌の実態を把握し、その増殖を抑えることが重要となります。衛生グループでは、食品原料となる農産物の生育環境や食品加工環境に存在する有害細菌の検出やその増殖・死滅挙動の解析、さらに制御(殺菌・増殖抑制)に関する研究を行っています。
具体的には、(1) 増殖曲線のラグタイムを指標として、加熱処理等を行った際の食中毒菌損傷度を評価する、(2) 非加熱的手法による野菜・果実およびその加工品の殺菌技術を開発する、(3) 農地における薬剤耐性(Antimicrobial Resistance: AMR)菌の対策等に取り組んでいます。また、東南アジアおよび南アジア地域の研究者・学生と連携して研究を進めています。
付着している細菌
大腸菌数の計測