食品研究部門

食品加工グループ

食品加工グループでは、農産物・食品加工に関する工学的単位操作に関する研究を基盤とした研究開発を行います。具体的には、関連する企業や研究機関との連携のもと、水中短波帯加熱、パルス電界処理などの電気的加工、微細加工デバイスを利用した乳化や粉砕等による粉粒体加工、、および高圧加工などを強みとした新規加工技術の開発やフードサプライチェーンのスマート化に向けたテータ連携システム構築を目指します。また、育種分野と連携して、野菜の冷凍耐性メカニズム解明と品目・品種毎の特性を活かした冷凍・乾燥技術の開発にも取り組みます。植物タンパク質の利用については、新たな加工技術を開発するとともに、バイオ素材開発グループと連携して発酵による高付加価値化を目指した研究開発を行います。
食品ロス削減に向けた3D―AIシェフマシンの開発では、規格外・余剰農産物等を長期保存化し、食をデザインし任意の食感等を表現可能なデータ駆動型加工・調理システムの開発に取り組みます。

粒径の異なる米粉(品種:ふくのこ)を用いて作成したクッキーのX線CT画像(左から、平均粒径10μm、50μm、125μm)

メンバー