世界人口の増加や新興国の経済発展に伴い、食用タンパク質の供給不足が懸念されており、タンパク質の新たな供給体制の構築が求められています。また、地球温暖化防止の観点から、低環境負荷の微生物発酵を活用した有用物質生産、いわゆるバイオものづくりにも関心が高まっています。発酵物質生産グループでは、微生物発酵の精密制御を基盤として、タンパク質・脂質などの有用素材の生産技術、ならびに食品副産物・バイオマス資源のアップサイクル技術の開発に取り組んでいます。産業界との連携の下、先進的な網羅的分析技術を活用した微生物代謝の解析、菌株の選定やゲノム編集による改良、ならびに実用化を見据えたプロセス設計・評価を通じて、持続可能なフードシステムの構築及び循環型社会の実現に貢献します。
