食品研究部門

微生物・素材研究領域

人口増加や気候変動、社会情勢の不安定化に伴い良質なタンパク質の供給不足が懸念され、米の消費拡大やフードロス素材、食品副産物等の再利用・資源化の促進が求められています。また、環境保全の視点から、農産物等の再生可能資源からの物質生産による循環型経済の構築・環境負荷低減が必要です。加えて、和食・日本食、発酵食品の摂取による腸内環境の維持を介した健康増進は国民的課題です。このような背景から、微生物・素材研究領域では微生物発酵による代替タンパク質生産の精密制御技術や未利用資源のアップサイクル技術、デンプン等の再生可能資源の高度加工技術を開発するとともに、乳酸菌や米粉を活用した新規食品製造技術の開発・普及と有用腸内細菌の増殖・定着に有効な素材開発に取り組みます。さらに、麹菌・乳酸菌・納豆菌等の発酵微生物の特性を生かした発酵食品や発酵スターター菌株の安定供給法を開発して、食品関連産業の振興に貢献いたします。

発酵・国産素材利用による新食品・バイオ産業創出

領域長

木村 啓太郎 (きむら けいたろう)

所属研究グループ