品種

野菜花き研究部門の品種一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
野菜
メロン種(Cucumis melo L.)
AnMP-1 2011年7月26日 AnMP-1は、「フェーリア」の花粉親です。
野菜
メロン種(Cucumis melo L.)
AnSB-4 2011年7月26日 AnSB-4は、「フェーリア」の種子親です。
野菜
メロン種(Cucumis melo L.)
フェーリア 2011年7月26日 側枝が短く、自然着果の少ないネット系ハウスメロンF1品種「フェーリア」。つらい姿勢での整枝・摘果作業の大幅な軽労化が期待できます。
野菜
キュウリ種(Cucumis sativus L.)
きゅうり中間母本農6号 2011年7月26日 キュウリ果実表面にブルーム(白い粉)がなく、光沢が優れる中間母本。ブルームだけでなく、果実表面のイボやトゲもありません。ブルームレス台木を利用しなくても、果実表面の光沢が優れ、なめらかなキュウリ品種の育成が可能になります。
野菜
ネギ種(Allium fistulosum L.)
ねぎ中間母本農1号 2011年6月28日 「ねぎ中間母本農1号」は、ねぎで最も問題となる病害の一つであるさび病に対し、従来の品種より強い抵抗性を持った育種素材です。
野菜
トウガラシ属(Capsicum L.)
TL4-027 2010年6月14日 「TL4-027」はタキイ種苗株式会社と野菜茶業研究所(現農研機構野菜花き部門)で共同育成した品種で、市販名は「L4京鈴」である。現在日本で発生している2種類のペッパーマイルドモトルウイルス(PMMoV:P1.2およびP1.2.3)の双方に対して抵抗性を示すL4遺伝子を保有し、植物体特性および収量性は「京鈴」に類似した生食用品種である。
花き・観賞樹
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
花恋ルージュ 2010年4月22日 世界初の萎凋細菌病に強い抵抗性のカーネーション品種です。DNAマーカーを利用して、抵抗性個体選抜の効率化に成功しました。これまで本病害に抵抗性を有する実用品種は世界的にも全く存在せず、その育成が期待されていました。カーネーションの仲間のダイアンサス属野生種Dianthus capitatusが有する強い抵抗性を15年以上かけてカーネーションに導入し、赤い花の実用品種を育成することに成功しました。本品種の育成過程においては、抵抗性個体を効率的に選抜できるDNAマーカーを利用し、育種の効率化を図りました。
野菜
イチゴ属(Fragaria L.)
桃薫 2010年1月25日 特徴的な強い芳香をもち、外観の良い果実がたくさん採れるイチゴ種間雑種品種「桃薫」。今までのイチゴとは風味や果色が違うことから、新しい用途の開発と需要の広がりが期待されます。
野菜
ハクサイ亜種(Brassica rapa L. Emend. Metzg. ssp. pekinensis (Lour.) Hanelt)
はくさい中間母本農9号 2009年6月29日 DNAを調べることによって根こぶ病抵抗性を判断できる育種素材「はくさい中間母本農9号」。従来の方法と比較して、効率的に根こぶ病抵抗性品種を育成できるものと期待されます。
野菜
ネギ種(Allium fistulosum L.)
ふゆわらべ 2009年6月29日 「ふゆわらべ」は、従来のネギより葉が短く、買い物袋にすっぽり収まるコンパクトな長さに仕上がります。辛みが少なく緑葉部分も軟らかく食べられる優れた食味特性を有します。葉鞘部分が短いため、土寄せ作業を省力化でき、しかも太りが早いため、短い栽培期間で収穫できます。
野菜
ナス種(Solanum melongena L.)
とげなし輝楽 2009年2月23日 「とげなし輝楽(2008年愛知県・農研機構共同育成)」は果実のへた、葉、茎などに「とげ」が発生せず、農作業や調理が快適にできます。また、単為結果性(受粉しなくても果実が着果・肥大する性質)を持つため、訪花昆虫による受粉や植物ホルモン剤の噴霧が不要で、省力的に栽培できます。果実はつやがあって揃いが良く、日持ち性に優れています。日焼け果など障害もほとんど発生しないため、高い上物率が得られます。このような利点から、「とげなし輝楽」は愛知県下で栽培面積が増加しており、JAあいち経済連から登録商標「とげなし美茄子(ビーナス)」として販売されています。
野菜
レタス種(Lactuca sativa L.)
フユヒカリ 2008年12月10日 冬春作レタス産地で大きな問題となっているレタスビッグベイン病に対し、従来の品種よりも強い抵抗性を持ったレタス品種「フユヒカリ」。
野菜
スイカ種(Citrullus lanatus (Thunb.) Matsum. & Nakai)
すいか中間母本農1号 2008年8月 5日 「すいか中間母本農1号」は市販品種の雌花着生数に比べ、およそ2倍の両性花を着生する。本系統は、雌花あるいは両性花の着生数が多く、短期間での集中着果が容易なスイカ品種を育成するための育種素材として利用できる。
野菜
トウガラシ属(Capsicum L.)
台パワー 2008年8月 5日 「台パワー」はピーマン用の台木用品種です。土壌伝染性病害である青枯病・疫病に対して強い抵抗性を持つため、安定生産に大きく貢献できます。
野菜
ナス種(Solanum melongena L.)
AE-P08 2007年12月21日 「AE-P08」は「あのみのり」の種子親です。
野菜
ナス種(Solanum melongena L.)
AE-P01 2007年12月21日 「AE-P01」は「あのみのり2号」の種子親であり、「あのみのり」の花粉親です。
野菜
キュウリ種(Cucumis sativus L.)
きゅうり中間母本農5号 2007年12月 5日 「きゅうり中間母本農5号」は、温度条件にかかわらず安定したうどんこ病抵抗性を有する系統で、キュウリのうどんこ病抵抗性品種育成のための素材として利用できる。
野菜
ナス種(Solanum melongena L.)
あのみのり 2006年12月18日 「あのみのり」は高い単為結果性を有するため、低温期に着果促進処理を行わなくても果実は正常に肥大します。果実は長卵形で果皮の光沢に優れ、果実外観は良好です。
野菜
キュウリ種(Cucumis sativus L.)
きゅうり中間母本農4号 2006年11月17日 「きゅうり中間母本農4号」は「久輝」などの市販品種に比べ、果実の硬度が高く、食感が優れる。本系統はキュウリの果実硬度向上のための育種素材として利用できる。
野菜
トマト種(Solanum lycopersicum L.)
とまと中間母本農11号 2006年11月17日 「とまと中間母本農11号」は非心止まり性で短節間性を有する。果実は大きく、完熟果色は桃色であり、短節間性を有するトマト品種の育成に利用できる。
花き・観賞樹
キク種(Chrysanthemum X morifolium Ramat.)
つくば1号 2006年6月21日 「キクつくば1号」は、日本に自生する野生種イソギクとスプレーギクとの種間雑種である。純白緑芯で花形が整い、茎の伸長性に優れ、フラワーアレンジメントにも利用可能な新しいタイプの小輪ギクである。
花き・観賞樹
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
ミラクルシンフォニー 2006年3月 7日 花持ちの優れる品種「ミラクルシンフォニー」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちACSの発現が低下し、かつACOの発現が見られない。
花き・観賞樹
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
ミラクルルージュ 2006年3月 7日 花持ちの優れる品種「ミラクルルージュ」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちACSの発現が低下し、かつACOの発現が見られない。
野菜
ハクサイ亜種(Brassica rapa L. Emend. Metzg. ssp. pekinensis (Lour.) Hanelt)
はくさい中間母本農8号 2006年3月 7日 低温にあたっても苔立ちしにくい、春どり栽培用のハクサイ新品種(中間母本)を育成しました。本品種は、低温に対する反応が極めて鈍く、市販の晩抽性品種よりも極めて晩抽性です。このため、春どり栽培で無加温・保温資材の不使用で栽培できます。球のしまりがややゆるいため、実用品種としての普及は難しいですが、育種素材として利用され始めています。
野菜
メロン種(Cucumis melo L.)
久留米MP-4 2005年6月23日 久留米MP-4は、「アールス輝」の花粉親です。
野菜
メロン種(Cucumis melo L.)
アールス輝 2005年6月23日 ワタアブラムシ・うどんこ病・つる割病抵抗性と、優れた果実品質を兼ね備えたアールス系メロン品種「アールス輝」
花き・観賞樹
バラ属(Rosa L.)
花き研低性2号 2004年7月16日 「花き研低性2号」は、樹高が非常に低く扁平な樹形となるハマナスある。低樹高のため、管理を省力化できる。花は八重咲きで、5月から10月に開花する。
花き・観賞樹
バラ属(Rosa L.)
花き研低性1号 2004年7月16日 「花き研低性1号」は、コンパクトなクッション状の樹形となるハマナスである。低樹高のため、管理を省力化できる。開花期は5月から10月で、多花性で連続的に開花し、高温となる8月にも多数開花する。
野菜
ナス種(Solanum melongena L.)
台三郎 2004年4月 7日 ナス栽培種の台木用固定品種‘台三郎’を育成した。青枯病抵抗性は‘台太郎’より強く、半枯病に対しては同等の強度抵抗性を有する。草勢は‘台太郎’より強く、接ぎ木個体の収量性は‘台太郎’台と同等である。
花き・観賞樹
ツバキ属(Camellia L.)
姫の香 2004年2月 3日 ツバキ品種‘小紅葉’とヒメサザンカとの種間交雑により、白地にピンクの縦絞りの入る花色をもつ芳香性ツバキを育成した。本品種は、生育が旺盛で、高い挿し木発根性をもつ。

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