テレビアニメ『天穂のサクナヒメ』ではさまざまな米作りの道具が出てきます。
田んぼを耕す鍬(くわ)、田植えの時の目印をつける田植え定規、収穫に使うこき箸(こきばし)、
アニメに出てきた農具の実物などを、食と農の科学館の特別展示で紹介します。
これらは実際に昔使われていたものです。
実物を見ることで、『天穂のサクナヒメ』をより一層楽しみましょう!
ここでは農具をひとつご紹介します。
第2話でチラっと登場し、第6話で使用されたこちらは「こき箸(こきばし)」と言います。
脱穀、つまり稲穂から籾(もみ)を落とすときに使われていました。
こき箸は実物がなかったので、
農研機構の職員が再現して作ってみました。
上手く脱穀できるかな ?
特別展示ではさらに、アニメのキービジュアルを背景にサクナたちと一緒に写真を撮ることができるスポットもご用意しています。
『天穂のサクナヒメ』原作者のなるさんとこいちさんが
2021年に来館されたときに書いていただいたサイン色紙も展示しています !
実際の農具とアニメのシーンを比較しながら、昔の稲作について学びましょう !
食と農の科学館の常設展示では、
日本の農業と食に関連した新しい研究成果や技術を説明した
パネルや模型などを展示しています。
特別展示と合わせてご覧ください。
食と農の科学館
※団体の場合、大型バス等で来られる場合には、
ホームページのご案内をご確認のうえ予約をお願いします。
©えーでるわいす/「天穂のサクナヒメ」製作委員会