東北農業研究センターでは、関係機関と連携しつつ復興に向けた技術の開発や支援に取り組んでいます。
東北農業研究センターにおける「震災対応」研究の成果 (2015 ~ 2023年度)
普及成果情報
- 安価かつ簡便にハウスの遠隔監視に使えるIoT機器「通い農業支援システム」 (2020年度)
- 土壌埋設用セシウム吸着シートを用いた玄米の放射性セシウム吸収量推定 (2020年度)
- 営農再開地域の小規模圃場に向けた中大型哺乳類用の侵入防止柵 (2020年度)
- 除染農地においてそばで営農再開するためのカリおよび窒素肥料の増施 (2018年度)
- 土地改良区等による農業用水中の放射性セシウム濃度の情報共有化技術 (2016年度)
研究成果情報
- 除染後農地への牛ふん堆肥施用による畑作物の生産性向上と放射性セシウムの移行低減 (2023年度)
- マメ科作物ラッカセイへの放射性セシウムの移行性はダイズよりも低い (2021年度)
- 土壌中交換性放射性セシウム濃度等により玄米中放射性セシウム濃度を推定するモデル (2021年度)
- ダイズは開花期後に放射性セシウムをより吸収しやくすくなる (2021年度)
- 残差解析の活用によるコムギ遺伝資源の放射性セシウム蓄積性の推定 (2020年度)
- 水田へのポット埋め込み試験による玄米放射性セシウム濃度上昇リスクの評価 (2020年度)
- 水稲幼植物試験による玄米放射性セシウム濃度の推定 (2020年度)
- 同位体比分析により土壌中における137Csのエイジングの進行速度を評価できる (2020年度)
- 放射性 Cs/非放射性 Cs 濃度比で推定した表層土および下層土からの Cs 吸収割合 (2019年度)
- 放射性セシウムの玄米への移行を水田土壌の交換性カリ含量から推定 (2018年度)
- カバークロップによる除染後傾斜畑での放射性セシウム流出抑制効果 (2017年度)
- カリ固定土壌においてもカリ施用はそばへの放射性セシウム移行低減に有効 (2017年度)
- 基肥時のカリ増施によりそばの放射性セシウム吸収・子実への分配は抑制される (2017年度)
- カリ無施用のポット栽培試験による放射性セシウムの玄米への移行リスク評価 (2016年度)
- 放射性Cs汚染麦ワラを汚染土壌へ施用してもコマツナのCs吸収は抑制される (2016年度)
- 営農再開地域で発生が予測されるイノシシ用電気柵の設置エラー (2016年度)
- 水による土壌撹拌・除去方式の除染圃場におけるカリ施肥管理は重要である (2015年度)
- フィンランドSiilinjarvi産金雲母施用は玄米への放射性セシウム移行を低減する (2015年度)
関連リンク
- 東北農業研究センター 農業放射線研究センター
- 東日本大震災への対応 (農研機構)
- 東日本大震災に関する情報 (農林水産省)