作物研究部門

作物見本園

彼岸の入りを過ぎ、早生品種が引き続き成熟期となっています。


9月21日の様子。


早生品種が引き続き成熟期となっています。


作付面積全国1位(36.2%)で、倒伏しやすく、いもち病にも弱いですが、粘りが強く良食味の「コシヒカリ」。「農林22号」を母に、「農林1号」を父に交配し、1956年(昭和31年)に福井県農業試験場で「農林100号」として品種登録され、「越の国に光り輝く」ようにと願いを込めて「コシヒカリ」と命名されました。


玄米は白濁していますが、炊飯すると光沢が良くアミロース含有率が低いため、米飯の粘りが強い「ミルキークイーン」で、1998年(平成10年)に農業研究センター(現農研機構)で育成されました。茨城県や新潟県を始めとした南東北以南で栽培されています。


アジア稲とアフリカ稲との種間雑種から育成されたネリカ米で、香りの良いアフリカ向き品種の籾の先端が黒い「Bonfani」。