作物研究部門

作物見本園

晩生品種が、さらに成熟期となっています。


晩生品種が、さらに成熟期となっている10月18日の様子。


「農林8号」の父親の「朝日」で、 1925年(大正14年)に岡山県の奨励品種に定められ、昭和初期の代表的品種でした。背が高いため倒れやすいことや脱粒しやすい等の欠点はありますが、大粒で、適度な粘りと歯ごたえがあり、ふくよかでほどよい甘さのある上品な味わいがあることから、今でも岡山県南部を中心に栽培されています。


黄化籾が全体の50%となる黄熟期に収穫する穂の割合が少ない茎葉多収型高糖分のホールクロップサイレージ用飼料用イネで普及面積の伸びが大きい「たちすずか」。2012年(平成24年)に農研機構近畿中国四国農業研究センター(現、西日本農業研究センター)で育成されました。