作物研究部門

作物見本園

台風による倒伏の影響もありましたが、極晩生品種が成熟期となって来ました。


台風による倒伏の程度に品種間差がある10月24日の様子。


「コシヒカリ」の父方の祖父の「陸羽132号」(左)は倒れていませんが、その母親の「陸羽20号」(中央)と父親の「亀の尾4号」(右)はなびいています。


ポリフェノールの赤色色素が赤飯や赤酒に利用でき、穂は赤い長い野毛が美しい観賞用稲としても利用できる赤米「ベニロマン」ですが、収穫期になると、野毛の赤色は金色に変わってきます。1998年(平成10年)に九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)で育成されました。