作物研究部門

作物見本園

極晩生品種が引き続き成熟期となっています。


関東以西の飼料用米や米粉麺やビーフンなどの加工用米として幅広く使え、玄米の外観品質と食味が著しく不良のため、食用米との識別が容易な超多収品種「モミロマン」で、2008年(平成20年)に作物研究所(現、農研機構次世代作物開発研究センター)で育成されました。


2012年(平成24年)に近畿中国四国農業研究センター(現、農研機構西日本農業研究センター)で育成され、黄熟期に収穫する穂の割合が少ない茎葉多収型高糖分のホールクロップ用飼料用イネで普及面積の伸びが大きい「たちすずか」ですが、遅れ穂(左手前と右手前)が出てきました。