6月13日、梅雨の合間の青空の下、見本園の小さな水田の田植えをしました。
日付をさかのぼって、6月5日の水田の様子。まだ、水を張る前です。
6月6日に水を張り、6月7日にトラクターの後部に装着したドライブハローという機械で代かきをしました。
代かきは、土を細かく砕き、田の表面を平らにする作業で、田植えをやりやすくするとともに、漏水を防止する、肥料を均一に混ぜる、雑草を抑えるなどの効果があります。
田植え前日の6月12日、ほぼ平らに仕上がった、水を張った水田です。
しかし、ここで一旦、ポンプで汲み出して水を減らします。
水が減ったところで、表面をさらに平らに仕上げます。
その後、大きな櫛のような道具を使って、縦横に線を引いて、苗を植える目印にします。道具の名は「ビビラ」。ただし、地域によって呼び名は違うようです。
そして、田植え当日の6月13日。梅雨の期間中ですが、とてもよい天気です。
前日に引いた、縦横30cm間隔の目印がはっきり見えます。
狭い面積にいくつもの品種を植えるので、すべて手植えです。
30cm間隔のマス目を頼りに、条間(横方向の間隔)30cm、株間(縦方向の間隔)15cmで植えました。
ミニ水田の田植えはあっという間に終了。今年は多収性品種を中心に12品種を植えました。
田植え後に、再び水を張り始めたところです。植えた12品種については、後日ご紹介します。