作物研究部門

作物見本園

田植えから約1か月経ちました。

5月11日の田植えから1か月あまり経ちました。6月6日に梅雨入りしたとみられることが気象庁から発表されましたが、きょうは梅雨の合間で、とてもよい天気です。

田植え以降の稲の生長を、日付をさかのぼって見てみましょう。これは田植えから13日後の5月24日の様子です。

次は田植えから21日後、6月1日の様子。前の写真から8日経ち、見える水面の面積が減って、稲がかなり大きくなったことがわかります。

そして、これがきょう6月13日。田植えから33日経ち、水面がほとんど見えなくなりました。栽培している4品種の様子を手前から順にご紹介します。

農研機構が育成した「北陸193号」。(2007年品種登録出願、以下同様)。多収で飼料用米などに適した関東・北陸以西向けの品種です。多収栽培の手引き(新潟以南版)西日本向け多収栽培の手引きがあります。リンクをクリック(タップ)するとpdf版のご案内ページに飛びます。

「コシヒカリ」。作付面積全国1位の良食味品種です。

農研機構が育成した「やまだわら」(2011年)。多収で加工米飯などに適した関東・北陸以西向け品種です。多収栽培マニュアルがあります。

農研機構が育成した「オオナリ」(2015年)。多収の飼料用米の品種です。「タカナリ」を脱粒しにくく改良することによって、刈り遅れた場合などの収量損失を減らしました。

本日最後は田んぼの中を泳ぐオタマジャクシ。5月下旬には既に姿を見せていましたが、結構大きくなりました。無事カエルになれるでしょうか。