作物研究部門

作物見本園

稲の収穫が進んでいます。

9月1日の「コシヒカリ」に続いて、9月21日に「オオナリ」、きょう9月27日に「やまだわら」を収穫しました。これはきょうの収穫前の様子。左から順に、「北陸193号」、「コシヒカリ」跡、「やまだわら」、「オオナリ」跡です。

こちらは日付を11日さかのぼった9月16日の様子です。右端に「オオナリ」がまだありました。

収穫5日前、9月16日の「オオナリ」です。

9月16日の「オオナリ」の穂。収量損失を減らすために、品種「タカナリ」を脱粒しにくく改良した、多収の飼料用米の品種です。農研機構が育成しました。

きょう9月27日の様子に戻ります。収穫日を迎えた「やまだわら」です。

「やまだわら」の穂です。多収で加工米飯などに適した関東・北陸以西向け品種で、農研機構が育成しました。

さて、収穫作業です。見本園のごく小さな水田ですから、すべて手刈りです。

ほかの試験研究用の水田や畑の仕事もたくさん待っているので、サクサクと手早く作業を進めます。

柄の短い鋸鎌を使っています。これが「やまだわら」最後の一株です。「写真撮るのでちょっと待って!」と言いたいくらい、3分足らずで収穫は終わりました。

あとは、この品種「北陸193号」の収穫を待つばかりです。10月になってから刈り取る予定です。