11月17日の種播きから半年あまり(188日)経ちました。写真、右側奧の大麦では成熟期に達した品種もあります。
これは小麦の11品種。まだまだ緑色が残っています。
こちらが大麦の11品種。緑色がほとんど抜けています。きょうはこのうち4品種をご紹介します。
「ファイバースノウ」。精麦用として最も多く栽培されている六条皮麦で、主に麦飯に使われます。北陸と東北で栽培されています。なお、大麦は穂につく実の列の数で二条と六条に、また、殻が実から離れにくい皮麦と離れやすい裸麦に分類されます。
「シュンライ」。関東や東北南部で作付けされている六条皮麦で、主に麦飯に使われていますが、一部は麦茶にも使われています。
「はねうまもち」。主に北陸で栽培されている六条皮麦で、「ファイバースノウ」のもち性突然変異の品種です。
「フクミファイバー」。瀬戸内が主産地のもち性の六条裸麦です。機能性成分β-グルカンを普通の約3倍含み、変色原因物質プロアントシアニジンを含まないため炊飯後に茶色くなりにくい長所があります。麦飯や大麦粉に使われています。