5月になってから種まきをしたさまざまな作物の芽が出てきました。歩きやすいように通路に緑色のシートを張りました。
インゲンマメ(マメ科)。食用。播いた豆が子葉として地表に出てきます。完熟子実のほか若莢が野菜として利用されています。
アズキ(マメ科)。食用。あんに多く使います。ここに載せた多くのマメ科作物は、芽が出る時、播いた豆も地表に出てきますが、アズキは豆を地中に残してきます。
リョクトウ(マメ科)。食用。日本ではモヤシやハルサメの原料にしますが、インド等では多様な方法でたくさん利用されています。
ケツルアズキ(ブラックマッペ、マメ科)。食用。日本では輸入子実をモヤシにします。リョクトウに近く、姿も似ています。
ササゲ(マメ科)。食用。日本では、子実を赤飯などに使うほか、若莢も野菜として利用できます。
ジュウロクササゲ(マメ科)。食用。ササゲの中の1品種群で、若い莢を茹でて食べます。
カニノメ(ツルアズキ、マメ科)。食用。モヤシ、若莢、完熟子実などとして利用できます。
フジマメ(マメ科)。食用、飼料・緑肥用。毒性があるので不十分な加熱や大量摂取は行わないこと。
ライマメ(マメ科)。食用。若莢や完熟子実を利用します。毒性を持つ品種があるので、要注意。
トウモロコシ(ポップコーン、イネ科)。食用。トウモロコシのうち、爆裂種と呼ばれる品種群です。
モチトウモロコシ(イネ科)。食用。トウモロコシのうち、かつて国内で多く栽培されていた、蒸すとモチモチ食感の品種群です。
モロコシ(タカキビ、イネ科)。食用、飼料用。コーリャンとも呼ばれていました。
ホウキモロコシ(イネ科)。モロコシの1変種です。穂の部分が座敷箒の原料になります。
ボウマ(いちび、アオイ科)。繊維用。靭皮繊維を綱や麻袋の製造に使います。
トロロアオイ(アオイ科)。糊料、食用、繊維用。根の粘液が和紙の糊料、めん類のつなぎなどとして使われます。
モロヘイヤ(シマツナソ)。食用、繊維用。葉を野菜として利用します。実には毒性があるので、食べられません。
アマ(アマ科)。繊維、油料用。織布は吸湿性がよいので、夏の衣料等に使われ、亜麻仁油は食用や印刷インクの原料等になります。
ベニバナ(キク科)。染料、油料、薬用。花は赤色染料に、種子は食用油に、葉はサラダ用に使えます。