作物研究部門

作物見本園

ヤブツバキ全8品種の花が咲きました。

見本園にあるヤブツバキ(ツバキ科)全8品種の花が咲きました。ヤブツバキ(いわゆる普通の椿)は観賞用のほか、実を椿油の原料、木材を漆器や木炭の原料などとして利用します。最近咲き始めた品種から順に、きょうの花の様子をご紹介します。

今週咲き始めたヤブツバキの品種「玉の浦」です。長崎県の五島原産で、花びらの縁近くで、色が次第に赤から白になっていきます。

3月はじめに咲き始めた品種「富成」の桃色の花です。伊豆の利島原産で、種子がたくさんとれます。

3月はじめに咲き始めた品種「いのくちの香り」。薄赤紫色の花です。

2月下旬に開き始めた品種「あじこ2世」の桃色の花です。

2月下旬に咲き始めた品種「普済院」のうす桃色の花。伊豆の三宅島原産です。

2月中旬に咲き始めた品種「夢飾り」。この品種は一本の木に、色や形の違う花が咲きます。

品種「夢飾り」のさまざまな花をご紹介します。これは、白地にごくうすい桃色の斑(ふ)が入っています。

次も品種「夢飾り」ですが、前の写真より濃い桃色の斑が入っています。

同じく品種「夢飾り」ですが、斑の色は赤で、斑の面積も広くなっています。

こちらは、すっかり赤い品種「夢飾り」です。

品種「夢飾り」の最後です。ここまでは八重咲きでしたが、これは一重咲きで、色は赤です。

1月下旬に咲き始めた品種「篤山」(とくざん)。愛媛県原産の純白の花です。

最後は、一番早く1月下旬に咲き始めた品種「黒潮」です。伊豆大島原産で、種が大きく、花は濃い赤色です。