作物研究部門

作物見本園

花が咲いた永年性作物をご紹介します。

昨年度に続き、今年度の資源作物見本園の新規植付けは行わないことになりました。今年度も永年性作物の様子をご紹介します。これは咲いたばかりのジョチュウギク(キク科)の花です。

草むらに茎を伸ばして咲いたジョチュウギク。花の基部の子房などに殺虫成分ピレトリンを含んでいます。日本には明治時代に導入され、それを利用して蚊取り線香が開発されました。

こちらはホオズキ(ナス科)の花。ホウズキは植物体全体にアルカロイドを含み、特に地下茎と根を漢方薬に利用します。だいだい色に熟した実は、観賞用や遊び道具として利用されます。

ホオズキは5月中旬から咲いていました。これは5月12日の様子です。ホオズキやジョチュウギクは宿根草で、冬は地上部が枯れて姿が見えませんでしたが、春に芽を出して花を咲かせました。

これはオリーブの品種「アルベキナ」の花。オリーブはモクセイ科の常緑樹で、果実からオリーブオイルを絞るほか、果実をピクルスやピザのトッピングなどとして食べます。

品種「アルベキナ」はスペイン産で果実は小粒です。

次はオリーブの品種「コロネイキ」の花。オリーブの花の直径は6~7mmです。

「コロネイキ」はギリシア産で干ばつに強く、油の質が良い品種です。

オリーブの木の全体像。左が「コロネイキ」、右が「アルベキナ」です。今のところ「アルベキナ」の方が葉が多く、元気そうです。

次の作物はサンショウ(山椒、別名ハジカミ、ミカン科)。落葉の低木です。若葉、花、果実を香辛料、薬用、料理の彩りなどとして利用します。

日付をさかのぼって、4月7日のサンショウです。新しい葉がたくさん出て、4月には花が咲いていました。

4月7日、サンショウの花のアップです。腕を伸ばしているようにみえるのは、おしべ。サンショウは雌雄異株で、この木は雄株です。