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8月下旬になりましたが、暑さが続いています。7月16日にご紹介した栽培系エリアンサス(イネ科)が旺盛に育っています。左が品種「JES1」、右が「JEC1」。農研機構が国際農林水産業研究センターと共同開発した品種です。
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右の「JEC1」の右側に、3mと4mに黄色い目印をつけた棒を立てました。草高(そうこう)は約3.8mになりました。エリアンサスは旺盛な生育を活かして、エネルギー原料や新素材原料などに利用可能です。
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これは日付を3週さかのぼった8月6日の様子。3週間前は、全体の草の量がきょうより少なかったことがわかります。
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ここから先も、8月6日の様子をご紹介します。ホオズキ(ナス科)の実が熟しました。
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ホオズキはアルカロイドを含み、地下茎と根を漢方薬にします。だいだい色に熟した実は、観賞用などに利用されます。
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8月6日の資源作物コーナー。左手前の隅がニホンハッカ(シソ科)、右中央の支柱に巻きついているのがヤマノイモ(ヤマノイモ科)です。
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ニホンハッカの花は7月上旬から咲き続けています。蜜を求めてやってきたのはコモンツチバチのようです。
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丸いものは、ヤマノイモのむかごです。むかごは栄養繁殖器官で、地面に落ちると芽が出て、繁殖することができます。ご飯と一緒に炊いたりして、食べることができます。