情報公開日:2021年9月24日 (金曜日)
秋になりました。7月上旬から咲き続けているニホンハッカ(シソ科)の花です。本当に開花期間が長く、たぶん11月まで咲いていることでしょう。
見本園で今、唯一咲いているニホンハッカの蜜を求めて来たチョウ。毎年おなじみのツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のオスです。
ツマグロヒョウモンが、長い管状の口吻(こうふん)を花の奥に挿して、蜜を吸っています。
毎回登場するエリアンサス(イネ科)は、相変わらず生育旺盛です。左の品種が「JES1」、右が「JEC1」。2品種とも晩生なので、まだ穂は出ていません。
ここから後は9日前、9月15日の様子です。昨年11月26日に花をご紹介した、チャ(ツバキ科)の実です。この品種は「はるみどり」。「やぶきた」より製茶品質が良く、特に滋味に優れた品種です。
次は「りょうふう」。茶の品質が良く、特に色沢が優れた品種です。どの品種も実の直径は3cmくらいです。
これは「ふうしゅん」。収量が一番茶、二番茶とも、「やぶきた」より3~5割多い品種です。
最後のチャ品種は「めいりょく」。すっきりとした味、さわやかな香り等の評価を得ています。この品種は、実がまとまって実っていました。