情報公開日:2021年10月20日 (水曜日)
きょうは快晴。農研機構構内の建物から、144km離れた富士山が見えました。既にきれいに雪化粧をしています。
前回10月11日に穂が見え始めていたエリアンサス(イネ科)の穂が開いていました。「JEC1」という品種です。
エリアンサス品種「JEC1」の穂。陽光を受けてキラキラ輝いて、なかなかきれいです。
左が品種「JES1」、右が「JEC1」。「JES1」はまだ穂が出ていません。エリアンサスの生育はとても旺盛で、「JEC1」の穂先端の高さは、4.7mくらいになりました。
次の作物はチャ(ツバキ科)です。前回、花が咲きはじめた品種「はるみどり」に続いて、見本園にある他の3品種も花が咲き始めました。
品種「りょうふう」。茶の品質が良く、特に色沢が優れています。
「ふうしゅん」。収量が一番茶、二番茶とも、「やぶきた」より3~5割多い品種です。
「めいりょく」。すっきりとした味、さわやかな香り等の評価を得ている品種です。
きょうは富士山で始まったので、締めは農研機構から22km北にある筑波山。高さは富士山の1/4ですが、古来、万葉集にも数多く歌われた名峰です。