作物研究部門

作物見本園

その後のヤブツバキの花です。

手前に仲良く並んでいるのが、ヤブツバキ(ツバキ科、いわゆる普通の椿)です。前回1月5日の記事で、今季は花がひと月近く早く咲いたことをご報告しましたが、その後の様子をご紹介します。

1月6日に雪が降りました。翌朝1月7日の青空と枝に積もった雪を背景にしたヤブツバキの品種「黒潮」の花です。

1月19日には、新たに品種「あじこ2世」の桃色の花が咲いていました。この品種も昨年より1カ月以上早い開花でした。

ここからあとは、きょう3月7日の写真です。花が少し傷んでいますが、これは品種「富成」。伊豆の利島原産で、種子がたくさんとれます。例年とあまり変わらない2月下旬から3月上旬に咲き始めました。

次は品種「普済院」のごくうす桃色の花。伊豆の三宅島原産です。この品種も例年とあまり変わらない2月下旬から3月上旬に咲き始めました。

最後は再登場、品種「黒潮」のきょうの様子です。伊豆大島原産で濃い赤色の花です。この品種が例年よりひと月早く12月に咲きはじめた時には、全品種が早く咲くのだろうかと思いましたが、例年遅く咲く品種では、そうでもありませんでした。