作物研究部門

作物見本園

ヤブツバキのすべての品種が咲きました。

見本園にある8品種のヤブツバキ(ツバキ科、一般的な椿)の花がすべて咲きました。ヤブツバキは観賞用だけでなく、種は椿油の原料として、木材は印鑑や高級木炭の原料などとして利用されます。

今季、早く咲いた品種順に花をご紹介します。一番目は、昨年12月に咲いた品種「黒潮」。伊豆大島原産で種が大きく、花は濃い赤色です。

これも12月下旬に咲いていた品種「篤山」。愛媛県原産の純白の花です。

一部は1月に咲きはじめていた品種「夢飾り」。1本の木に、赤と白の割合が異なる様々な花が咲きます

品種「夢飾り」の、白にわずかに桃色が入った花とややうすい赤色の花です。

「夢飾り」には、大部分が白で、一部だけが赤い花もあります。

1月中旬に咲きはじめた品種「あじこ2世」の桃色の花です。

2月下旬から3月初めに咲き始めた品種「普済院」。伊豆の三宅島原産のうすい桃色の花です。

2月下旬から3月初めに咲き始めた品種「富成」の濃い桃色の花です。伊豆の利島原産で、種子がたくさんとれます。

3月中旬に咲き始めた品種「いのくちの香り」の薄赤紫色の花です。

3月中~下旬に咲き始めた長崎県五島原産の品種「玉の浦」。縁に行くほど、花びらの色が次第に赤から白になっていきます。