作物研究部門

作物見本園

チャの花が咲いています。

きのう11月7日は立冬。朝晩冷えるようになりましたが、こんな時期に盛んに咲いている白い花があります。みなさんおなじみのチャ(ツバキ科)、お茶の花です。

見本園の縁に植えられている4品種をご紹介します。前の写真にも登場した品種「りょうふう」。製茶品質が良く、特に色沢が優れています。

次の品種「はるみどり」は、日本一栽培されている品種「やぶきた」より製茶品質が良く、特に滋味に優れています。

これは品種「ふうしゅん」。収量が一番茶、二番茶とも、「やぶきた」より3~5割多い品種です。

品種「めいりょく」は、すっきりとした味、さわやかな香り等の評価を得ています。

チャの花に、いろいろな虫が来ていました。これは「はるみどり」の蜜を吸っているチョウ。ツマグロヒョウモンという種のオスです。

「ふうしゅん」の花にはハナアブが訪れていました。

こちらの「ふうしゅん」の花に頭を突っ込んでいるのは何者でしょうか。

正体はミツバチでした。蜜を吸うだけでなく、脚に花粉の団子を作って巣に持ち帰り、保存食にします。