作物研究部門

作物見本園

ヤブツバキの花が咲いています。

暖かくなり、後ろに見える農林さくら通りの桜が咲き始めました。作物見本園ではヤブツバキ(ツバキ科、一般的な椿)の花が咲いています。椿といえば観賞用を思い浮かべますが、種は椿油の原料として、木材は印鑑や高級木炭の原料などとして利用できる資源作物でもあります。

早く咲く順にヤブツバキの花をご紹介します。最初はいかにも椿らしい濃い赤色の花。伊豆大島原産の種が大きい品種「黒潮」です。

次は品種「篤山」。愛媛県原産のすがすがしい純白の花です。

次の品種「夢飾り」は、1本の木に赤と白の割合が異なるさまざまな花が咲きます。これはうすい赤色の花です。

同じ品種「夢飾り」の白にわずかに桃色が入った花です。

次は品種「あじこ2世」。桃色の花です。

伊豆の三宅島原産の品種「普済院」。うすい桃色の花です。

品種「富成」の濃い桃色の花。種子がたくさんとれる伊豆の利島原産の品種です。

最後は品種「いのくちの香り」。薄赤紫色の花です。

ご覧いただいた作物見本園の資源作物コーナー、申し訳ありませんが2020年以降、諸事情により新規の植え付けを行っていません。しかし、このホームページで2011年~2019年のさまざまな珍しい資源作物の四季折々の様子をご紹介していますので、ご利用いただければ幸いです。