研究活動報告

「下水汚泥資源の活用促進モデル実証」の公募について

情報公開日:2023年2月 3日 (金曜日)

2023年2月3日掲載
2023年2月8日更新
2023年2月14日更新
2023年4月20日スケジュール更新

農業経営の安定や国民への食料安定供給に向けては、外的要因により大きく影響を受ける肥料の海外依存体質を改善することが重要な課題となっています。
このため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)では、「下水汚泥資源の活用促進モデル実証」(令和4年度第2次補正予算)において、委託研究の実施を希望する研究機関等を一般に広く募ることにいたしました。
本事業への応募を希望される方は、公募要領に従って実証課題提案書を提出してください。

本事業の内容につきましては、以下のホームページにも情報があります。

公募に関するQ&A等を記載した説明資料をこちらに掲載しておりますので、応募される場合は、必ずご一読ください。

1. 事業概要

本事業は、下水処理施設及び農業集落排水施設から排出される汚泥を原料としたコンポスト肥料等の活用を促進するため、費用対効果の高い肥料の生産方法の開発やその肥効に係る現地実証等を実施します。

2. 公募対象

応募者は、以下の事業内容のうち、ア又はイのいずれかを選択するとともに、ウの取組を必ず実施することとしてください。

ア 汚泥を原料とした効率的なコンポスト肥料の製造に係る実証

以下の①~③のいずれか1つ以上の技術を実証してください。

  • ①高品質な汚泥コンポストを効率的に製造するための発酵乾燥等の堆肥化技術
  • ②耕種農家の肥効ニーズにマッチした高品質な汚泥発酵肥料等の製造技術
  • ③生産現場での散布特性・作業性を向上するためのペレット化技術

イ 回収リンを活用した高品質肥料の製造に係る実証

以下の④~⑤のいずれか1つ以上の技術を実証してください。

  • ④回収リンの肥料としての特性を向上するための理化学性の改変技術
  • ⑤耕種農家の肥効ニーズにマッチした配合肥料等の製造技術

ウ ア及びイと併せ共通して実施すべき取組

以下の⑥~⑧のすべての取組を実施してください。

  • ⑥汚泥を原料とする肥料の登録・製造時に必要となる重金属等のサンプリング検査の検査項目・頻度等の設定に必要な各種データ取得・分析
  • ⑦上記①~⑤により製造した肥料等を活用した各種農作物の栽培体系の構築
  • ⑧汚泥を原料とした肥料を活用した農産物等の需要拡大・付加価値向上に向けたマーケティング方法の構築

3. 公募期間

令和5年2月3日(金曜日)~令和5年3月13日(月曜日) 正午(午前12時00分)

4. 公募要領、提案書様式等

(1) 公募要領

(2) 提案書等の様式(公募要領別紙4,5,6)

【応募時に提出が必要な様式】
【実績報告時(1年後)に提出が必要な様式】

(3) 関連書類

(4) 公募に係るWEB説明

公募に係る内容、契約に係る手続、提案書類等について説明するため、上記のとおり説明資料を掲載します。応募をご検討の場合、必ずご覧いただきますよう、よろしくお願いします。ご質問はメールにて受け付けいたします(7.その他 問合せ先を参照)。

(5) 関係する通知、指針及び規程

(6) 参考情報

公募に係る内容、予算等についての説明は、以下のWEBにも情報が掲載されております。
その他の情報

(7) 契約方法

本事業の契約については、選定された委託予定先の代表機関と農研機構が直接委託契約を締結します。詳細については、(1)公募要領の「契約手続について」を参照してください。

本様式は今後変更の可能性があります。

5. 応募方法

応募に当たっては、府省共通研究開発管理システム (以下「e-Rad」という。) を使用することになっていますので、公募要領の別紙4を参考に電子申請を行ってください(郵送、持参、Fax及び電子メールによる提出は受け付けることができませんので、ご注意ください)。
応募の際に提出いただく書類は、、「実証課題提案書」及び「データマネジメント企画書」になります。 代表機関は、e-Radを利用して令和5年3月13日(月曜日)正午までに電子申請(e-Radの状態を「配分機関処理中」又は「受理済」)を行ってください。

e-Radを利用するためには、研究機関及び研究者情報の登録が必要となります。登録手続には日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕を持って登録手続をしてください。なお、他省庁等が所管する制度・事業で登録済の場合は再度登録する必要はありません。その他e-Radを使用するに当たり必要な手続については、 e-Radのポータルサイトを参照してください。

※e-Rad登録申請書類の記載不備がある場合、登録作業が遅れる原因になりますので、書類作成には細心の注意を払い、お早めに手続きいただくようお願い致します。

締切直前は、混雑によりシステムエラーが生じる場合があります。システムの都合であっても受付期限を過ぎた応募は受け付けられませんので、余裕を持って応募いただくようご留意ください。 e-Radの利用可能時間帯は、平日、休日ともに0時00分~24時00分です。祝祭日であっても利用可能ですが、保守・点検を行う場合、e-Radの運用停止を行うことがあります。運用停止を行う場合は、ポータルサイトにて予めお知らせがあります。
なお、e-Radのヘルプデスクの運用時間は、令和5年2月3日現在で、平日9時00分~18時00分です。

6. 今後のスケジュール(予定)

令和5年 2月3日(金曜日) 公募要領の公表・公募開始
3月13日(月曜日)正午 公募受付締切
3月中旬 書類審査、応募者への質問
3月下旬 審査委員による審査会
4月下旬 委託予定先の決定
5月上旬以降 実施計画書及びコンソーシアム設立規約の提出、
契約締結の可否の審査
委託契約の締結

(注) スケジュールを変更する場合には、農研機構のウェブサイトで随時お知らせいたします。

7. その他

ご不明な点につきましては、下記までお問い合わせください。

総合窓口

農林水産省 スマート農業実証プロジェクト推進チーム(農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課内)
Tel : 03-3502-7437
E-mail:

公募について

農研機構 本部 スマート農業事業推進室実証チーム
E-mail:

契約事務について

農研機構 本部 スマート農業事業推進室推進チーム
E-mail:

e-Radについて

e-Radヘルプデスク
Tel:0570-057-060、03-6631-0622(直通)
「府省共通研究開発管理システム(e-Rad)」ポータルサイトに掲載されている「お問合せ方法」のページも御確認ください。