重点普及成果
良食味かんしょ新品種「あまはづき」「ゆきこまち」「ひめあずま」の普及拡大
本技術開発の背景
近年の第4次焼き芋ブームやさつまいもスイーツへの関心の高まりは、国内だけでなく海外にも波及し、かんしょ(サツマイモ)への需要が増加している。一方、生産者の高齢化による作付の減少や離農等の影響、主な産地での病害拡大の影響により、かんしょ生産量は減少傾向にあり、増加する需要や新たなニーズを満たせていない。
技術概要
- 「あまはづき」は、収穫直後の早い段階から糖度が高く、従来品種では対応できなかったねっとり甘い焼き芋を夏から出荷できる。
- 「ゆきこまち」は、これまで経済栽培が難しいとされていた冷涼地でも収量がとれる品種であり、広域での栽培が可能である。
- 「ひめあずま」は、ホクホク系の主力品種「ベニアズマ」に近い風味と食感があり、青果用と菓子加工用の両方に適した品質を有する。
技術に関する問い合わせ先
農研機構 中日本農業研究センター 研究推進部 研究推進室 広報チーム
Tel.(029)-838-8421
参考情報
普及成果情報
プレスリリース
その他研究成果