
2023年産の野菜生産出荷統計によると、全国のカボチャ収穫量は約16万トン、主な生産地は北海道(収穫割合:約48% )、鹿児島県、長野県などです。国産カボチャは6月から12月が収穫期ですが、同期間以外の端境期は、メキシコ、ニュージーランドなどからの輸入でまかなわれています。そのため、端境期に出荷するための品種育成、栽培法、貯蔵法等の確立が求められています。また、大規模栽培の収穫においては、ツルが伸び、株元に近い実から順番に収穫適期になるため、一度に収穫することが難しく、人手と作業時間の削減に向けた研究開発が行われています。
農研機構北海道農業研究センターは、カボチャの生産振興に寄与するため、当センターが育成した品種と栽培法の普及を進めるとともに、全国でカボチャ栽培の省力化・効率化に向けた事例を紹介する「カボチャ研究会」を平成30年から毎年開催しております。
本ページは、カボチャに関わる品種・技術情報を紹介することを目的として開設しました。カボチャの生産に関心を持つ方々の一助となれば幸いです。
おしらせ(随時更新)
2025年6月13日
▸第9回カボチャ研究会開催(別ページへ飛びます)
カボチャ研究会
当会は、全国でカボチャの生産、研究開発に携われている方々を講師に迎え、取り組みの現状や最新の研究内容等についてご講演いただき、情報共有を図る事を目的として開催しています。カボチャの栽培に興味のある方、カボチャそのものに興味のある方は、お気軽に当研究会にご参加ください。
■これまでのカボチャ研究会の内容一覧
<ファイル.pdf>
■過去のカボチャ研究会の資料 "随時更新"
<第8回資料.pdf>
<第7回資料.pdf>
■次回開催案内
<第9回カボチャ研究会>(別ページへ飛びます)
北農研のカボチャ品種
これまでに当センターで育成したカボチャの品種を以下に紹介いたします。各ページへリンクされていますので、ご覧ください。
栽培マニュアルの紹介
当センターで育成した品種の生産振興に向けて取りまとめたマニュアルを以下に記載します。
ご覧ください。
その他成果情報
- カボチャ品種の高貯蔵性を推定する果実の糖比率指標(2020)
- カボチャのポット苗とセル成形苗の植え付けが可能な移植機構(2010)
関連情報
- カボチャの品種について教えてください。
(外部リンク:農林水産省) - なろりん、いろんなカボチャと出会う!の巻
