「朝紫」で赤飯を作ってみよう
紫黒米モチ品種「朝紫」は、玄米の皮の部分(ぬか層)にアントシアニンという色素を含んでいて濃い紫色をしています。この色素は水に溶けやすいため、「朝紫」の玄米を白米に混ぜて炊くだけで赤飯ができあがります。現在のアズキでつくる赤飯のルーツは、赤米だったという説もあります。
つくりかた
写真は「おくのむらさき」でつくった赤飯。おくのむらさきでも同様に赤飯をつくることができます。
- モチ米2合(なければウルチ米でもよい)をよく研いでおきます。
- 「朝紫」玄米15~20gを加えて全体をさっと洗い、おこわを炊く要領で若干水を少な目にして炊きます。
ポイント:朝紫の玄米は、3分搗きにするか、一晩水につけてから使用すると柔らかく食べることができます。 - 炊きあがると全体がうす紫色で「朝紫」の玄米がアズキのような、赤飯になります。これならアズキがちょっと苦手という方にも召し上がっていただけます。