東北農業研究センター

東北地域における「子実用トウモロコシ生産・利用技術」紹介サイト

東北地域の子実トウモロコシ栽培面積は、2020年は約100ha、2021年は約150ha、2022年は約350haと、急速に増加しております。
子実トウモロコシの生産・利用は、水田輪作の新たな作物として、また、国産濃厚飼料の生産拡大につながる取組として、大いに期待が高まっております。
農研機構東北農業研究センターでは、当センターが開発した高速作業体系による栽培やフレコンラップ法による調製を中心に技術の普及を進めており、岩手県と連携して設置した「水稲直播および子実用トウモロコシ普及促進会」や、JA全農と連携した「子実用トウモロコシ大規模栽培体系実証事業」を通じて、普及活動に取り組んでおります。

本サイトは、こうした子実用トウモロコシに係る技術内容、関連情報や活動状況を紹介することを目的として開設しており、子実用トウモロコシの生産や利用に関心を持つ方々の参考にしていただくことを期待します。

目次

第1部 普及技術の紹介

2.調製技術

○籾米サイレージ調製の高能率化技術ー無破砕・無脱気法ならびにフレコンラップ法ー標準作業手順書(2021年の農研機構刊行物)

○大型破砕機と「フレコンラップ法」による破砕穀実の迅速なサイレージ調製方法(2017年の農研機構成果情報)
・フレコンラップ法: リーフレットマニュアル(2019年3月、農研機構東北農業研究センター発行)、
動画(YouTube、2018年3月、農研機構東北農業研究センター発行)

○汎用循環式乾燥機によるトウモロコシ子実の乾燥および水分推定手法(2018年の成果情報)

3.マニュアル

○「子実用トウモロコシ生産・利活用の手引き(都府県向け)第1版」
(2019年3月、農研機構中央農業研究センター発行)





第2部 関連情報の紹介
1.研究紹介
○水田転換畑での子実用トウモロコシ栽培-プラウ耕で倒伏軽減-
(2021年7月発行、農研機構東北研ニュース第7号掲載記事)

○省力的な作物として注目される子実用トウモロコシ
(2021年7月発行、農研機構東北研ニュース第7号掲載記事)

○飼料用トウモロコシの作付け拡大に向けた新しい栽培技術<2019年度版>
(2020年3月、農研機構畜産研究部門発行)

○子実トウモロコシを利用した地鶏生産技術(比内地鶏・やまがた地鶏・南部かしわ)(「革新的技術開発・緊急展開事業」研究成果、農研機構生物系特定産業技術研究支援センター発行)

第3部 普及活動の紹介
1.普及促進会の設立、実証拠点の設置
(2020年7月発行、農研機構東北研ニュース第4号掲載記事)

2.現地検討会の開催:広報(イベント・セミナー)
報告(2020年10月発行、農研機構東北研ニュース第5号掲載記事

3.フォーラムの開催:

○水稲直播・子実用トウモロコシフォーラムin岩手の開催
(2021年3月10日、広報(イベント・セミナー))

○水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2022の開催
(2022年3月2日開催、広報(イベント・セミナー)報告(研究活動報告))

○水稲乾田直播・子実用トウモロコシフォーラム2023の開催
(2023年3月7日開催、広報(イベント・セミナー)報告(活動報告))