品種
九州沖縄農業研究センターの品種一覧
カテゴリ | 品種の名称 | 公表日 | 概要 |
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食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ニシノカオリ | 1999年3月18日 | ニシノカオリは、温暖地・暖地の平坦地に適応する高蛋白含量の菓子パン用系統である。やや早生で耐倒伏性は強く、赤かび病、赤さび病には農林61号程度の抵抗性であるが、うどんこ病には強い。穂発芽耐性はやや弱い。 九州農業試験場・水田利用部・麦育種研究室 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
イワイノダイチ | 1999年3月18日 | イワイノダイチは、暖地・温暖地に適応する秋播性程度IVの早生で、茎立期が遅いため早播き適応性があり、短稈で耐倒伏性が強い。穂数がやや多く、千粒重が重く、多収である。縞萎縮病に強く、うどんこ病にやや強く、穂発芽耐性はやや強い。高製めん性系統。 |
食用作物 カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.) |
サニーレッド | 1999年3月12日 | 「サニーレッド」は塊根中にβ-カロテンを多量に含み、高カロテン系統としては乾物率が高く、パウダー用加工原料に適するサツマイモ品種です。南九州のサツマイモ栽培地域に適しています。 |
食用作物 コムギ種(Triticum aestivum L.) |
ニシホナミ | 1999年3月12日 | 小麦「ニシホナミ」は、農林61号に比べやや早生で耐倒伏性が優れる。穂発芽性は同程度の難である。製粉特性が農林61号よりやや優り、製めん適性は高く、特にめんの食感に優れる。福岡県で準奨励品種に採用。 |
食用作物 稲種(Oryza sativa L.) |
柔小町 | 1999年3月12日 | 水稲新品種「柔小町」はアミロース含量が13%前後の半糯品種で、飯米の粘りが強く良食味であり、他品種とのブレンド適性も良好である。「ニシホマレ」と同程度の中生の熟期で、暖地の普通期作に適する。 |
工芸作物 クワ属(Morus L.) |
みつさかり | 1999年3月12日 | 密植機械収穫栽培に適したコンパクトタイプの品種です。夏期に伐採した際の再発芽性が極めて良好で、四国・九州地方などの暖地の夏秋専用桑園に向いています。 |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
キヨミドリ | 大豆「キヨミドリ」は成熟後も子実の種皮および子葉が濃い緑色をした青豆である。「フクユタカ」に比べ短茎で、成熟期がやや早く、子実収量は少ないが、子実の緑色を活かした豆腐原料として利用出来る。 | |
食用作物 ダイズ種(Glycine max (L.) Merr.) |
エルスター | 「エルスター」は子実の青臭みに関与する酵素であるリポキシゲナーゼの全てを欠失しており、風味・食味の良好な新規大豆加工食品素材として利用でき、子実重、子実粗蛋白含有率が「フクユタカ」と同等で、暖地に適します。 | |
飼料作物 トウモロコシ種(Zea mays L.) |
はたゆたか | 中生の晩に属する暖地向きサイレージ用とうもろこしのF1 品種「はたゆたか」を育成した。本品種は、ごま葉枯病等の主要病害抵抗性および耐倒伏性に優れる安定多収品種で、九州・四国地域での春播き栽培用品種として普及が期待される。 | |
飼料作物 エンバク種(Avena sativa L.) |
はえいぶき | 暖地で8月下旬または9月上旬に播種し、年内出穂させて収穫する夏播き栽培に適したサイレージ用えん麦の新品種を育成した。本品種は秋の出穂日が「アキワセ」よりも約3日早い極早生で、収量は10%程度高く、乾物率も高い。 | |
野菜 イチゴ属(Fragaria L.) |
さちのか | 促成栽培用イチゴ品種‘さちのか’は、着色促進のための栽培管理を必要とせず、また果実硬度と秀品果率が高いため収穫後の作業性と流通適性に優れる。果実糖度とビタミンC含量が安定して高く、肉質が緻密で、食味は極めて良い。 |
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