社会にインパクトのあった研究成果

農林水産研究成果10大トピックス 2007年選出

世界で初めて日本酒、ワインから原料品種を判別できる技術を開発

日本酒から原料米の DNAを抽出する方法により、DNAによる米の品種の判別技術を開発しました。また、 この技術は、ワインから原料ブドウ品種を判別する方法としても応用可能です。

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紹介パネル[PDF:421KB]

開花せず花粉を飛散しないイネ突然変異体とその原因遺伝子

周囲に花粉を飛散させにくい閉花(へいか)受粉性をもったイネ突然変異体spw1-clsを発見し、閉花のメカニズムと原因遺伝子を解明しました。

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紹介パネル[PDF:512KB]

シロアリが卵を認識する化学物質、卵認識フェロモンの正体を明らかに

松浦健二(岡山大学大学院環境学研究科)らのグループは、シロアリの社会行動を強力にコントロールできるフェロモンとして特に注目されてきた卵認識フェロモン(TERP)(注)の同定に挑戦し、卵認識フェロモンが細菌の細胞壁を分解するタンパク質のリゾチーム(工業的には卵白から作られる)であることを世界で初めて明らかにしました。

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紹介パネル[PDF:744KB]